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インビザラインは何歳から出来る? 他の矯正装置との違いは? (小児用アライナー矯正=インビザラインファースト)


お子さんへの歯の矯正を検討している保護者様は、

お子さんになるべく痛みも少なく、装置を気にせず何でも食べることができ、

遊びやスポーツも思いっきり出来る

矯正をさせてあげたいと思いますよね。

 

透明で目立たない、取り外し出来るマウスピース矯正(アライナー矯正)が

乳歯が残っているお子さんでも出来るのをご存知でしょうか?

 

小児用インビザライン=インビザラインファーストは2019年からアライン社がローンチし、

現在まで世界中で利用されています。

この記事では以下の内容について述べていきたいと思います

 

①他の矯正装置と比べてインビザラインファーストのここが良い

②そもそも大人になってから矯正を始めたらダメなの?

 子供のうちに始めるメリットは?

③何歳から出来る?

④乳歯が抜けたばかり または 乳歯がもうすぐ抜けそうでも出来る?

インビザラインファーストの矯正終了後は、もう矯正しなくて良い?

⑥始めるにあたっての説明事項

⑦矯正代は?

⑧ファミリーディスカウントキャンペーンについて(2023年12月まで)

 

 

①他の矯正装置と比べてインビザラインファーストのここが良い

今までは

上顎の歯や口の中を広げる→拡大床

歯をキレイに並べる→ワイヤー+ブラケット装置

筋肉の動きを利用して顎の拡大や成長さらには歯の正常な萌出を促す→バイオネーター

など用途が分かれていましたが、

インビザラインファーストは以上の3つの矯正装置の役割を一つで担うことができます。

 

👇まとめると以下のようになります

    得意な動き
種類 代表的な装置の名前 拡大 配列・レベリング 下顎の前方誘導
可撤式矯正装置 拡大床 ✖️  ◯
固定式矯正装置 ワイヤー+ブラケット  ✖️
機能的矯正装置 バイオネーターなど ✖️  ◎
インビザラインファースト インビザラインファースト  ◯オプション有)

※以上の表ははあくまでも一般的な分類になります。

 

②そもそも大人になってから矯正を始めたらダメなの?

 子供のうちに始めるメリットは?

ここで言う小児期の矯正と言うのは、

永久歯が生えそろう12歳ごろまでのことを言いますが、

この時期に重要なのは、歯をキレイに並べるのもそうですが、

上図左のように乳歯が残っている時期はまだ上顎の骨のヒビ(縫合)が完全に閉じておらず

成長する余地が残っているのでその骨の成長を促すことです。

この時期に上顎の成長を妨げるような不正咬合を改善したり、

上顎を拡げて永久歯が生えてくるスペースを確保したりすることで、

治療期間の短縮や、抜歯を避けて矯正を完了できる可能性が高くなります。

また、上顎の成長を促すことは、脳の正常発育を促すことにもつながります。

咀嚼や発音が正常に発達しないと脳の発育に影響が出てきます。

 

 

③何歳から出来る?

適した年齢は、乳犬歯〜乳臼歯が永久歯へ生え変わる

歳〜11歳ごろです。(これは実年齢よりも歯の生え変わりの状況の個人差があります。)

ただし、

前歯の噛み合わせが反対になるような受け口(反対咬合)の

傾向がある場合や、

虫歯やケガ等で予定より乳歯が早く抜けてしまった場合などは、早めの処置が必要です。

 

④乳歯が抜けたばかり または 乳歯がもうすぐ抜けそうでも出来る?

インビザラインファースト 永久歯萌出スペース

インビザラインファーストは永久歯交換時に起こる様々な状況を想定していますので

可能です。

例えば上図の場合は、抜けた乳歯の後から永久歯が生えてこれるようにスペースを授けています。

 

開始後に乳歯が抜けた場合でも問題ありません。状況によりいくつか対処法があります。

場合によりマウスピースを作り替えることもあります。

(※当院では作り替えの場合でも治療開始時の矯正代金に含まれてますので、追加費用はかかりません。)

 

⑤インビザラインファーストの矯正終了後は、もう矯正しなくて良い?

答えとしては運次第と言うことになります。

と言いますのも、インビザラインファースト開始時は乳歯が残っている状態から始めるものなので、以下の様な事態が考えられます。

  1. 成長による変化:一期治療(小児期の矯正治療)が行われた時点では患者さんがまだ成長中であるため、成長に伴って歯や顎の位置が変化することがあります。二期治療(永久歯が生え揃った後の矯正治療)は、成長が進んだ後に新たな調整が必要な場合に行われることがあります。
  2. 歯の永久歯が生え揃った後:永久歯が生えた時に通常の位置からズレて生えてくることがあり(=異所萌出)歯列矯正が必要になることがあります。

 

一度小児期に矯正をしていれば、その後の追加の矯正治療は、短期間で済むと考えていただいて大丈夫です。

※10代の半ばごろから下顎骨の異常な成長で、受け口になることがあります。遺伝性でない場合は予測不可能な場合もありますので、状況により大学病院等に紹介させていただく場合もあります。

 

⑥始めるにあたっての説明事項

・インビザラインファーストの矯正治療可能期間は18ヶ月となっています。

 

1日20時間以上の装着が必要です。外している時間は治療が止まっているのではなく後戻りしています。例えば、1日12時間しか装着できなかったとしたら残りの12時間は後戻りをしてしまいます。つまり、全く治療が進まないという事になります。

お子さん自体が矯正自体にやる気があるのかどうか、モチベーションがあるかどうかが重要になります。

・矯正治療が終了した後も、歯の位置の後戻りを防ぐために保定装置(マウスピース)を

 装着してもらいます。終了直後〜半年ぐらいは日中もなるべく長い時間装着していただきます。

⑦矯正代は?

現在独自のキャンペーン実施中につき通常50万円→40万円 (税別)となっています。

⑧ファミリーディスカウントキャンペーンについて(2023年12月まで)

ご家族でインビザライン(アライナー矯正)治療を受けられると、大変お得に始められるキャンペーンが始まりました。

期限:2023年12月まで

対象:インビザラインファーストで矯正治療を過去にした、または現在しているお子さんのご家族様(兄弟姉妹・両親・祖父母)

割引率:マウスピース分の材料代が50%オフに😲

 

金額:目安

ご家族分

10代(12歳頃〜)・成人 通常75万円→45万円

9〜11歳ごろの兄弟姉妹  通常50万円→30万円

※上記は全て税抜価格です。

※矯正治療代の中には技術料も含まれてますので、治療代金が完全に半額になるわけではありません。

 

 

最後に

インビザライン全般についての記事はコチラ👇

インビザライン(マウスピース矯正) | 佐々木歯科医院 インビザライン(マウスピース矯正) (sasaki-dentalcl.com)