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根の治療

1,根の治療とは

歯医者さんで神経の治療をしましょうと、言われた事はありませんか?
そして、針金のようなものをグリグリされて、何回か通院して、「何のためにやってるんだろう?」と思ったことはありませんか?

そもそも根の治療とはなぜ必要なのでしょうか?

a、虫歯が進行して、痛みが出たとき

虫歯菌が神経まで到達して(いわゆるC3と言う状態)、神経が炎症を起こすことで激しい痛みが発生します。
炎症が起こってしまった神経は取らないと痛みが取れません。

※当院では歯髄炎を起こした歯でも状況次第でドッグスベストセメントを用いた治療法で
神経を取らずに治療できる場合があります。 (→薬を使った虫歯治療の記事はこちら)

b、神経を既にとっている歯が再発したとき

正確に言えば、一度神経を取った歯に、また虫歯が再発(2次カリエス)したりすることで虫歯菌が根の先に侵入して炎症を起こした場合です。根尖病巣という膿の袋をつくります。
症状としては噛んだら痛い、歯を叩いたらひびく感じがするなどです。

2,原因と治療

通常7~8割程度は問題なく一般的な神経の治療をすれば治癒しますが、予後が悪い、つまり神経の治療で何度も通院しているのに治らない(痛みが取れない場合)場合があり、いくつか原因が考えられます。

原因① 神経の構造によるもの

下の図を見てください。
歯の神経は木の根のように複雑に分岐しており、全ての神経や侵入した細菌等を機械的に除去するのは不可能です。

機械的に除去できない部分が原因で痛みが出てる場合、機械的な方法以外で殺菌・洗浄等をするしかありません。

当院では以下の器具を使用して、殺菌・洗浄をしております。

a、高周波治療器

当院では高周波治療器を導入しており、微細な電流を神経の枝に流すことで機械的に除去できない神経の部分を、焼却し殺菌する事が出来ます。

詳しくはこちら

b、超音波洗浄

一般的に神経の管(根管)の中の洗浄は、シリンジに洗浄液を入れて行う医院が多いですが当院では根管に入る特殊な超音波チップを使用しており、洗浄液を根管内に、効率よく行き渡らせることが出来ます。

c、オゾン水による洗浄

オゾン水という殺菌性の高い洗浄液を使用します。

そもそもオゾン水とは?

オゾンガスを特殊な技術によって水中に溶解し、それ自体に殺菌力を持たせた水のことです。原料は水と酸素だけです。
使用後は約30分ほどで分解して元の水と酸素に戻るので残留性もなく、環境汚染もありません。

オゾン水の殺菌力
オゾン水の殺菌力は塩素のなんと約7倍もあると言われてます。
またPH値は中性で残留性・肌への蓄積性もなく、除菌後は水と酸素に自然に分解するので人や環境に優しく安全なのが特徴です。

原因②歯の根っこが折れている場合

神経を取ってしまった歯は栄養が行き渡らなくなりますので、噛む力がかかることで、歯の根っこが折れることがあります。
残念ながら、治りが悪く深い位置が割れている場合は抜歯となります。

レントゲンで折れた部分が写らない場合、根っこの先に膿がたまっているのか、折れているのか診断がつきづらいこともあります。
当院では
CT(三次元的なX線撮影)も完備しており根の破折が疑われる場合は

CT撮影することで破折部位の診断が比較的、容易にできます。

※上記以外で

根っこの先の膿の袋が大きくなりすぎて治りが悪い場合、性質の悪い菌(嫌気性菌、真菌 等)が根の外で炎症を起こし、治りが悪い場合など、歯の歯冠側からの治療ではどうしても症状が取れない場合は外科的に根の先を切断することで感染源を除去する場合もあります。